<p>株式会社LIGの宇都宮さん（<a href="https://twitter.com/___shoxta_" target="_blank" rel="noopener noreferrer nofollow">@___shoxta_</a>）よりお声がけいただき、2023年の6月に開催させていただきました。このセミナーでは「考えるデザイン - 意識と視点の育て方 - 」というテーマで、デザイン業界への興味を持つ多くの方々に向けて、デザイン思考と視点の豊かさを育む機会を共有し、クリエイティブな思考を促進することを目的に開催しました。ご参加いただいた皆様に、心から感謝申し上げます。対象は以下の方々です。</p><ul><li>未経験からクリエイターへの転職を目指している方</li><li>デザイナーという仕事に、なんとなく憧れがある方</li><li>Webデザイナーを目指しスクールを検討している方</li><li>現在スクールに通って学習中、転職活動中である方 </li></ul><p><a href="https://liginc.co.jp/627374" target="_blank" rel="noopener noreferrer nofollow">「考えるデザイン-意識と視点の育て方-」セミナー開催！6/16(金)20時〜＠オンライン</a></p><p>終了したセミナーになりますので…セミナーで訴えようとしていたメッセージのサマリーを記し、作成した資料も一定期間公開いたします。セミナーにご参加いただけなかった方々にも参考になれば幸いです。</p><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/480cb31d57dc4d37929efda8f646bfb5/053405b6e4e64e05b52f6f97946814a6/1693838247986-gxWyUiRSnZ.webp" alt="" width="800" height="450"></figure><p style="text-align: center">上｜トークテーマ・下｜メッセージのサマリー</p><ul><li>考えることが技術の活用につながる</li><li>自己認識と思考パターンの理解が必要</li><li>物への接し方や見立てる基準を持つことが大切</li><li>自ら学びをレコメンデーションしていく姿勢が大事</li><li>守りと攻めの関係を理解することが大切</li><li>知識と経験のバランスをとることが重要</li><li>自己の軸（コンセプト）の確立の薦め</li></ul><h3 id="h089323dfe6">セミナー資料</h3><p>自分で考える仕事、自分の頭で考えるということは本当に面白いことです。どうして面白いかというと、考えれば知ることができるからです。知るという喜び、自分で考えて自分のものにすること、賢くなることの実感、これが人を夢中にする。何故かを問い続け、依頼されていないときも、依頼されていないことでも、身の回りの物事に対して、常に問題意識を持ち、課題を見つけ解決へのシュミレーションを考えておくことが大切..。そんなメッセージを骨子に添えて、資本主義をハックするような、人間性を再浮上させるひとつのきっかけになれば…という想いで資料作成に至りました。</p><div style="left: 0; width: 100%; height: 0; position: relative; padding-bottom: 56.25%; padding-top: 30px;"><iframe src="https://docs.google.com/presentation/d/1L1hPr0ogbbXx2j8QXj-wRaYDb8qI0zIB/embed" style="top: 0; left: 0; width: 100%; height: 100%; position: absolute; border: 0;" allowfullscreen scrolling="no"></iframe></div>

01. オンラインセミナーについて

<p>本題の前に、僕はもともとSNSが苦手でした。学生時代にやらないことを決めたのでやらない！というだけの話ですが…話すと長くなるので割愛。はじめたきっかけは村松さん（<a href="https://twitter.com/muuuuu_chang" target="_blank" rel="noopener noreferrer nofollow">@muuuuu_chang</a>）との出会いでした。僕が制作担当したリクルートサイトとMARPをSNSで取り上げていただき、これは…直接御礼をしなければっと！とお会いする機会をいただきました。そこで、弊社の認知があまりにもないことを知り…（業界ではどうやら奇妙な存在らしい）「SNSを始めた方がよい（村）」→「YES！（岩）」の流れではじめることにしたわけです。アウトプットを続けることで自分自身を理解することにも繋がりましたし、SNSの楽しみとリアリティーも理解できました。また、どうせやるならば会社のブランディングにも貢献できればとおもい、会社の情報を織り交ぜつつ思想を発信していこう！という自分なりのコンセプトが徐々に固まりました。個人としての発信においては、採用効果はあくまで副次的な産物であり、僕自身の生き方が会社と同化（不純な動機ではない）しているのを近頃感じています..。以下は会社情報（採用にまつわる）の投稿と具体的な取り組みの一部になります。</p><h3 style="text-align: start" id="hd35a9ca605"><strong>エムハンドペーパー</strong></h3><p style="text-align: start">採用サイトはつくって終わりではなく、採用サイトを起点にした情報発信が必要不可欠です。そのためには、会社の理解を深めていくことが必要になります。理解を深めるために、全体のアウトラインを採用サイトで具現化し、情報を4つのカテゴリーで分類し、カテゴリーを構成する要素の価値を再解釈することで、リアルな情報に変換することができます。客観的な視点をもち、これってあたりまえのことなのかな？ありがたいことかもしれないぞ！っと機能的な情報に付加価値をつけて、コンテンツに昇華したものがエムハンドペーパーになります。表現においては、デジタルからアナログの演出に落とし込む…という着想から「Webで広報誌」というアイデアに結び付きました。また「文字情報は読まれない」という課題を念頭におき、読まれるためにはどうしたらよいか？逆に文字の視認性を落としてみよう！という姿勢で、公開後の更新（育てる）を前提に運用も加味した設計に至りました。 </p><p style="text-align: start"><a href="https://www.m-hand.co.jp/recruit/paper/" target="_blank" rel="noopener noreferrer nofollow">エムハンドペーパー｜株式会社エムハンド｜RECRUITING SITE.</a></p><hr><blockquote class="twitter-tweet" data-dnt="true" align="center"><p lang="ja" dir="ltr">👋エムハンドペーパーの作り方👋<br><br>--<br>ペーパーレスで環境に配慮..<br>5時間（エコ）で全部やる🔥<br>--<br>・気づけば1ヵ月..っと焦る<br>・更新日を決める..案件を優先<br>・いろんな根回しをする<br>・当日..30分で企画を考える<br>・ラフを5分で描く<br>・大吾君とMTGする<br>・原稿を書き始める<br>・ビジュアルのチェックバック… <a href="https://t.co/I99RltxOaz">pic.twitter.com/I99RltxOaz</a></p>— 岩松翔太｜M-HAND, Inc. (@IwamatsuShota) <a href="https://twitter.com/IwamatsuShota/status/1651200938273816576?ref_src=twsrc%5Etfw">April 26, 2023</a></blockquote>
<script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script>
<hr><h3 style="text-align: start" id="h9242fb740e"><strong>エムハンドは、私だ </strong></h3><p style="text-align: start">採用サイトには、社員のエムハンドにいる理由・存在意義を「言語化」する参加型の「エムハンドは、私だ」というコンテンツがあります。これは、組織の全体像を映し出すことをテーマに、出来るかぎり全体の生命力（エムハンド）を一人ひとりの「私」の中に映し出していこう！という…サイトコンセプトを体現したようなコンテンツになります。システムというのは「壁」であり、それを自分たちに対抗する壁「権力、システム、無意味なもの」と捉えるか、そもそも自分たちがその壁を構築している「主体」と捉えるかでものの見え方は大きく変わてきます。今は「守る」よりも、アイデアを積極的にオープンにして意見をもらい、皆でブラッシュアップしていく流れをつくる。世の中が大きく動き、アイデアが飛び交う意見過多の時代であるからこそ、世の中を前向きに行動する「攻める」力が問われています。そのためコンテンツができるまでのプロセスも発信しました。エムハンドにおける私を定義することは、前向きな行動のひとつの基盤になると考えています。今後も、新入社員の入社日にアンケートを実施・回答いただき、採用結果の事実化をコンテンツを通しておこなっていく予定です。</p><p style="text-align: start"><a href="https://www.m-hand.co.jp/recruit/special02/">エムハンドは、私だ。｜株式会社エムハンド｜RECRUITING SITE.</a></p><hr><blockquote class="twitter-tweet" data-dnt="true" align="center"><p lang="ja" dir="ltr">実装完。2年ぶりに『 エムハンドは、私だ 』を更新🔥ひとつひとつの『私』が浮かび、上がったり沈んだり、 膨らんだり萎んだりしながら、出来るかぎり全体の生命力を一人ひとりの『私』の中に映し出している。その総和がエムハンドの歴史になっていくのだ 👀<br><br>👋URLはこちら👋<a href="https://t.co/1tdIIAeOpf">https://t.co/1tdIIAeOpf</a> <a href="https://t.co/10FeshliO1">https://t.co/10FeshliO1</a> <a href="https://t.co/ASoB1iXnBZ">pic.twitter.com/ASoB1iXnBZ</a></p>— 岩松翔太｜M-HAND, Inc. (@IwamatsuShota) <a href="https://twitter.com/IwamatsuShota/status/1679792563249905664?ref_src=twsrc%5Etfw">July 14, 2023</a></blockquote>
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02. 広報の取り組みについて

<p>激しい環境変化の中、これまで以上に現場の一人ひとりの自律的な判断・行動が求められています。この状況下において、ビジョン浸透を、従来の「受動的」なアプローチから「積極的」なアプローチに転換しています。企業の存在意義・目指す姿から、日常の判断や意思決定基準が明確化することを目的に、WILL（将来のビジョン）、CAN（今できること）、MUST（今やるべきこと）を一人ひとりが定義し、プラットフォーム化しています。このプラットフォームは月次の報告会や上司との面談で積極的に活用されており、組織内でのコミュニケーションの強化に繋がっています。採用サイトを制作する際、ここまで仕組みに落とし込まないといけない…というビジョンがやっと形になってきました..。また、広報活動を通じて、組織の力と価値観を広く共有し、外部からの評価を向上させることを重要視して、以下の心構えを設けています。</p><p><strong>＜ 広報活動の成果を最大化する ＞</strong><br>エムハンドは、SNSを活用した広報活動を通じて、自社の認知度を向上させ、採用活動やブランディングに貢献をする。今後も、これらの努力を継続し、広報活動の成果を最大化し、多くの才能を吸引できるよう努力する。</p><p><strong>＜ 採用の強化と人材獲得 ＞</strong><br>広報活動は、採用強化の一環として位置づけており、将来的には採用ニーズに合わせた戦略を継続的に展開する。人材の獲得と定着に向けて、情報発信を通じたアプローチを重要視する。</p><p><strong>＜ 情報共有と内部結束の強化 ＞</strong><br>広報活動は、社内外への情報共有にも関連しており、従業員間の内部結束を強化する一翼を担っている。今後は、多くの社内コラボレーションとコミュニケーションを通じて組織の一体感を高める取り組みを推進する。</p><p><strong>＜ 技術とデザインの融合 ＞</strong><br>エムハンドは、デザインと技術の融合によって独自性を追求する。今後は、この融合を更に深化させ、新たな価値を生み出すための取り組みを進め、集客においても効果を発揮する。</p><h3 style="text-align: start" id="heb116b5cbf"><strong>広報業務の仕組み化</strong></h3><p style="text-align: start">広報業務の仕組み化については、社外と社内の情報発信を設計したプロジェクトシートで管理しています。業務のINDEXをまとめ、別タブでタスクごとにスコープをまとめて役割を分担しています。また、広報チームとの月次報告会（毎月1回）を通して、情報の共有・取り組みの協議・やることを明確化して仕組みのブラッシュアップに繋げています。今期の新たな取り組みとして、社内向けのラジオ番組「M-Radio」がはじまりました。また、広報活動を月初にまとめて社内広報する「M＆M」もあります。社内の反応（リアクション）を高めるべく…活動コンセプトは「楽しく厳しく」と定め、外と内をつなぐ役割を担っています。</p><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/480cb31d57dc4d37929efda8f646bfb5/08e08f333da542e68bf848f5557f7de2/1694166505629-4rHaO8HMCp.webp" alt="" width="800" height="561"></figure><p style="text-align: center">広報業務のプロジェクトシートの一部</p><hr><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/480cb31d57dc4d37929efda8f646bfb5/ea12a885a20e4d79ae8501c8a6078134/1694168558827-RQzh4iXPZI.webp" alt="" width="800" height="1275"></figure><p style="text-align: center">8月のM&amp;M</p>

03. WCMの実現

<p>組織をスケールさせるために、仕組の改善を続けることが重要で、完璧な組織は存在しないのではないかと考えています。また、ビジョンは必要なときに共有できればいいんじゃないかとも思います。人が集まることで「組織」ができて、やりたいことよりも、やらないといけないことが増えて、人の集合を同じ方向に揃えて機能する「場」の形成をビジョンが手助けしてくれる。そうして、一人では出来ないことが為されていく…この連続です。出会いもあれば、別れもあります。その線分をすれ違っただけだとしても、エムハンドに所属したことが素敵なものに変わるように広報活動が担う役割の大きさを感じているところです。会社として「複雑な経営は行わず（福利厚生などもカット）給与に反映する」という基本的な方針があります。AFTERコロナの世界において、新たな潮流を生み出す働き方改革。DXの波によりWebコミュニケーションのイノベーションも加速したことで、経済全体のトレンド変化にも結び付いていることは明らかです。弊社でもリモートワークを推進したことで、次の課題が生まれてきたりもしています。人材の流動性が進み、転職が当たり前になりつつある今日、情報発信は人材価値に直結します。そのため、案件の稼働状況・リソース状況も含めた組織の状態を認知して、情報発信をノズルのように開閉してコントロールする必要があります。人と人の間の関係性はいくらでも育つし、個別性が高く、既に一人ひとりの手元にあるものです。結局人ありき…だから出会いを形にしていくのです。</p><h3 style="text-align: start" id="h6e4e132399"><strong>採用の告知</strong></h3><p style="text-align: start">スクール在学生・卒業生限定の Webディレクター採用枠を「再」開設しております。①評価基準が明確 ②教育制度の充実 ③リモート勤務OK（週3）です。 ディレクターはエムハンドの「血」、エネルギーそのものです。教育制度の充実にも紐づきますが、弊社では、社員だけが視聴できる動画コンテンツ「M-CHANNEL」があります。これは、社内勉強会など部署の垣根を超えた情報を動画にして、これまた社員だけが閲覧できるメディアサイト「M-MEDIA」にアーカイブとして記録しています。良い決断に必要なもの…それは「生きた知恵」です。誰かの悩みはみんなの悩み。知識と情報は傷つけるためにあるんじゃない、誰かを救うためにあります。そんな蓄積された情報が、あなたの入社をお待ちしています。ご興味ある方は、下記より是非ご応募ください！最後までお読みいただきありがとうございました。</p><p style="text-align: start"><a href="https://m-hand.co.jp/recruit/entry/">アプリケーションフォーム｜株式会社エムハンド｜RECRUITING SITE.</a></p><div style="max-width: 100vh;"><div style="left: 0; width: 100%; height: 0; position: relative; padding-bottom: 100%;"><iframe src="https://player.vimeo.com/video/862354220?h=b33d049162&amp;app_id=122963&amp;byline=0&amp;badge=0&amp;portrait=0&amp;title=0" style="top: 0; left: 0; width: 100%; height: 100%; position: absolute; border: 0;" allowfullscreen scrolling="no" allow="encrypted-media;"></iframe></div></div><p>writer<br>–<br>岩松翔太　<a href="https://twitter.com/IwamatsuShota">@IwamatsuShota</a></p>

広報活動と採用の仕組み化

01. オンラインセミナーについて

02. 広報の取り組みについて

03. WCMの実現

04. おわりに

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