ディレクション

ペルソナ設計について

ikeda

商品やサービスをユーザーに提供するにあたり、どのようなユーザーに提供するのか把握することは大事です。

しかし、チーム間で目指すユーザー像がバラバラのであったり、曖昧なターゲット層を目標にコンテンツ作成したりと、焦点の定まらない状態で進行してしまうと集客の効果は得られません。

今回、上記の問題の解決の手段となる「ペルソナ設計」について詳しく解説します。

ペルソナ設計とは

「ペルソナ」とは、商品やサービスを利用する典型的な架空のユーザー像のことです。
ユーザー調査・インタビューといった情報をもとに、ペルソナの趣味・性格・行動パターンなど、数字で読み取れない情報を設定し、架空の人物像を作成します。

ターゲットとペルソナの違い

似た言葉としてターゲットがあります。

ターゲットとはサービス・商品を利用するであろう類似の人物群のことです。 「30代の男性、事務職」「20代の女性、都心で一人暮らし」といった、性別・年齢・職業・年収などが設定されます。

difference

ターゲットはおおまかな人物群の情報であり、ペルソナはピンポイントの個人像の情報と、設定する情報の範囲の違いと捉えれば良いでしょう。

ペルソナを設計するメリット

ペルソナを設定には3つのメリットがあります。

  • ユーザーのニーズが理解できる
  • ペルソナ設定はユーザー調査・アンケートなど、ユーザーを深く理解した後に設定するため、ユーザーのニーズの理解につながります。

  • ユーザー視点でデザインができる
  • 具体的なペルソナを設定する事により、利用ユーザーがどのようなザインを好むのか、 より具体的にイメージしながら制作を進めることができます。

  • チーム間で共通したユーザー像の共有
  • 各々が思い込んでいるユーザー像ではなく、共通認識のユーザー像をもとに議論ができるようになるため、意思決定がスムーズに進みます。また、認識のズレによる修正を減らすことができます。

ペルソナ作成の流れ

ペルソナ作成のおおまかな流れです。

  1. ターゲット層を決める
  2. ターゲット層をもとに情報を集める
  3. 情報をもとにペルソナシートを作成する

ペルソナ作成の注意点

架空のユーザー像だからと、思い込み・先入観で作成しないことが注意点です。
特に数字では見えない、趣味・性格・行動パターンは作成者の思い込み・先入観に影響されやすく、実際のユーザー像のズレにつながります。

ユーザー像のズレの防止策として、口コミ・ブログ・SNSで情報を収集したり、ユーザーインタビュー・アンケートの自由記入欄の情報を利用するのが効果的です。

01、ターゲット層を決める

まず、サービス・商品を利用するであろうターゲット層を決めます。

「20代女性」といった、性別・年齢のみの漠然としたターゲット層を決めてしまうと、働いている20代後半の女性なのか、20代前半の学生なのか、曖昧なターゲットになってしまいます。

「20代前半の女性、東京都心で一人暮らしの学生」といった、職業・住所・年収・学歴といった情報を足して、ターゲット層を絞ると良いでしょう。

02、ターゲット層をもとに情報を集める

決定したターゲット層をもとに、データ収集を行います。 以下が主なデータ収集の方法です。

  • ユーザーインタビュー
  • アンケート
  • アクセス解析
  • 口コミ・ブログなどSNSデータを活用
  • ユーザーと直接接する営業担当・販売員に聞いてみる

ここでの注意点は情報に偏りがないように、ある程度の人数(3人~5人)に対してユーザーアンケートを行うことが重要です。

03、情報をもとにペルソナシートを作成する

データで読み取れる内容をもとに、趣味・性格・行動パターンなどを記入してゆきます。

以下画像は、ペルソナ設定シートの例です。

Sheet

性格や行動パターン(日常の過ごし方)を詳しく記述するためには、ユーザーから「なぜ、こちらを選んだのか?」「好きな理由は何なのか?」といった動機や理由を深堀りする必要があります。

深堀りすることにより、ユーザーの考えや価値観の理解につながります。

以下は記載の具体例です。

Sheet_01

このペルソナはInstagramの利用率が高く、綺麗な画像を使用したコンテンツを好むかもしれません。また、人に贈り物することが好きだから、プレゼントキャンペーンなどのコンテンツに惹かれる可能性も考えられます。

このように、ペルソナの目線で考えながらコンテンツの作成を進行することができます。

ペルソナ設定は1人で十分なのか

WEBサイトは多様な人々によって閲覧されます。 ですので、1人のみのペルソナ設定だと、得られる顧客が減ってしまう恐れがあります。

そのため、年齢・性別・家族構成の異なる3人~5人のペルソナを設定する必要があります。

メインとなるペルソナ、サブとなるペルソナと優先順位を付けて作成することで、コンテンツに幅のあるWEBサイトの作成につながります。

まとめ

ペルソナ設計は、ユーザーインタビューなどの情報収集、ユーザー像の設計における情報のまとめるといった、時間と手間が掛かります。しかし、この一連の作業により、深いユーザー理解につながるメリットあります。

このように、ペルソナ設計を有効活用することにより、ユーザー目線のwebサイトが作成できるでしょう。