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CIについて

higa

以前、ブランディングを考える際のCI・VI・BIの違いについて言及しました。
今回はさらにCIの内容の深掘りしてCIの本質に迫り、より良いデザインと説得力のある企業価値の実現に向け、事例を踏まえて説明していきたいと思います。

CIの役割と目指すべき場所

そもそもCI(コーポレートアイデンティティ)とは、「企業の持つ【思想】を統一して、ヴィジュアルやメッセージなどで企業の内外に発信・共有し、たくさんの人に理解してもらうことでその企業の企業的価値を高めること」を言います。

企業はアイデンティティ(帰属性)という言葉にあるように自社の特徴や理想を見直します。その上で「こうしたい、こう思われたい」という社員と社外の人のイメージを一致させ、イメージを合わせることで自社を認識し、価値を高めていくというのがCIの目指すべき場所なのです。

CIの導入から企業価値を高めるまでの流れ

まず初めにCIを導入する目的について説明します。
知名度を高めるのにCIを導入するのは効果的です。また社員の意識を高めるためにも用いられます。一致団結するために一つの思想や目的があるのは個人個人にも分かりやすく目指しやすいという事です。

企業価値を高めるまでの流れ

企業価値を高めるまでの流れ

① 企業はそれぞれに理想や思想などを持っています。方向性や、企業の特徴、精神を十分に理解し、最終的に自社がどんな企業であるかを明確にしなければなりません。

② 理念や思想を社内で共有し、社員一同で明確な目的に向かって活動を深めていきます。

③ 最後に①②を合わせて、視覚的に表現し、発信することで社外の人にも企業の活動理念を理解していただけます。

こういった「CIの導入の流れ」で「考えの統一、行動の統一、視覚の統一」を行うことで、ロゴマークやシンボルマーク、コーポレートカラーなどの定義付けができます。そして視覚で見せる企業イメージはより一層多角的に認知を高めてもらえます。

CIの具体的な構成要素

CI(コーポレートアイデンティティ)は、ベージックな部分からアプリケーションのデザイン部分まで、幅広く様々な構成要素を含みます。

構成要素

例)コカ・コーラのロゴ

コカ・コーラのロゴ

赤白で構成された炭酸飲料のマークを見たら、コカ・コーラだと認識できます。
街中でロゴの入った赤いトラックを見たり、このフォントで書かれた上着を羽織って自販機前で作業している人、CMでロゴマークが出たりするとコカ・コーラと認証できるように媒体が変わっても企業を想起できるのがCIの条件になります。
また、企業が打ち出したいイメージも社内外に共有していることで、CIとして成立しています。

コカ・コーラの爽やかなあのイメージがロゴを見てすぐわかるように、イメージを連想させるだけでなく、このロゴを見るだけで企業としての認識にまでいたります。
そのためにCIを用いて企業を見つめなおすことが重要です。

まとめ

CIはロゴマークやスローガンだけではなく、企業が発信するもの全てがCIになり得ます。
帰属意識をもって企業の思想をアウトプットし続けることで商品やサービスに限らず、社員にも統一した意識を持たすことができます。
社員の目指す場所、ユーザーの意識が明確になることでより企業価値を高め、認知を深めてもらうことができます。