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【デジタル一眼レフカメラ:初心者向け】オートから少し踏み込みたい!まずは4つの基礎を勉強してみた。

以前こちらの記事で、デジタル一眼レフカメラの魅力について書いた杉田です。
私はまったくの初心者ですが、「一眼レフカメラってイイよ!」と言われる理由を、勉強しながら知ることができました。

「一眼レフって、ちょっといいかも…。」
そう思えることができたら、次は「自分でも色んな表現の写真を撮ってみたいなあ…」って、思いますよね。でも正直、専門的っぽくてなんだか難しそう…。

そんな私のような方は、まず「4つの基礎」を押えてみましょう!

撮影するうえで覚えておきたい4つの基礎

多彩な表現の写真を撮るためには、自身で様々な数値を調整しなければなりません。
写真の明るさを調整する「ISO感度」、ぼかし具合やシャープさを調整する「絞り値」、被写体の動き具合を調整できる「シャッタースピード」、白の色味を調整する「ホワイトバランス」
それぞれ、どう調整してどうなるものなのでしょうか?

ISO感度

ISO感度とは、レンズから入ってくる光の増幅具合を調整できる値です。数値を上げれば写真は明るくなり、下げれば暗くなります。
初心者のうちは、明るすぎたり暗すぎたりする場合、この値を調整するのが一番わかりやすいようです。 ただし、数値を上げれば上げるほどノイズも増えていくため、その点は注意が必要です。

絞り値

絞り値とは、レンズを通る光の量を調整できる値です。F値とも言われます。
数値を上げれば光の量が絞られ暗くなり、下げれば光の量は増えて明るくなります。
また、写真のボケ具合を調整できる値でもあります。
数値を上げればボケる範囲が狭くなり、ピントの合う範囲が広くなります。 数値を下げればボケる範囲が広くなり、一部だけピントを合わせた表現ができます。

シャッタースピード

シャッタースピードとは、シャッターが開いてから閉じるまでの時間のことです。
速くするほど動く被写体をブレることなく撮影でき、遅くするほど動く被写体のブレが大きくなります。つまり、ブレたくない時はシャッタースピードを速くし、動きを表現したい時はシャッタースピードを遅くします。 また、シャッタースピードを早くするほど光が入ってこなくなるため暗くなり、遅くするほど光が取り入れられ明るくもなります。

ホワイトバランス

ホワイトバランスとは、被写体の白色がちゃんと白色として写るよう調整するための機能です。
例えば蛍光灯の下で白い壁を撮った時、蛍光灯の影響で壁は少し青みがかっていたりします。そのため、白い壁を撮ったつもりでも、青みがかった壁の写真ができあがってしまいます。ホワイトバランスはそのような時に、より自然な色味に調整することができる機能なんです。

ただし、自然の色味にする機能を逆に利用し、自然の色味ではありえない幻想的な写真の表現として活用することもあります。

※メーカー・機種によって色味の名前や具合の違いがあります

4つの基礎、覚えられましたか?私は無理です!笑

さて、ここまで撮影の基礎となる「ISO感度」「絞り値」「シャッタースピード」「ホワイトバランス」の4つについて書きました。 しかし初心者の私は… 「これを覚えて、さあ撮影してみましょう!」って言われても…なんかややこしくて無理です!!と、思います(笑)
そこで、以下にわかりやすく図にしてみました。
いきなり覚えるのは無理なので、撮影に挑戦する際には、是非これを壁に貼って、あるいはポケットに入れて、挑んでみてください。

※応用では、図の理論が使えない時もあるそうなので、あくまでも基礎練習用としてお使いください。

おわりに

この記事に写真を載せるために、実際に私も早見図を使いながら比較写真の撮影に挑んでみました。感想は…「挑んでみて初めて基礎が理解でき、覚えられるような気がする」でした。 理論を覚えていなくてもとりあえずカメラを持って、早見図を見ながら「こうかな?こうかな?」とやってみたら、なんとか形にはなりました。理論が実際に写真に現れてきた時は、嬉しかったですねぇ! しかし、「やはり4つの基礎だけでは足りない。そう簡単に思いどおりの写真が撮れるもんじゃない」とも思い知ることができました(笑) 結構な時間撮影していたわりにはしょぼい写真しか撮れず、4つの基礎だけではどうにもならなくて、自身での撮影を諦めたものもあります。(すみません…) 前回の記事も合わせて撮影のことを調べながら記事を書いてみましたが、調べれば調べるほど「撮影」は深い世界で難しいなあと思いました。 「キレイな写真」を撮れるようになるまでには何度も練習し、応用やカンを習得する必要がありそうですが、その分、自分が「こういう写真を撮りたい」という写真が撮れた時の喜びもひとしおなんだろうな…と思います。 これから一眼レフカメラでの撮影を究めたいという方は、ワケがわからなくてもまずはカメラを持ってみて、撮影しながら技術を身につけていってみてはいかがでしょうか! ぜひ、めげずにがんばってください!

【参考にさせていただいたサイト】